「あいち肝胆膵ホスピタル」に通院中の患者様へのお知らせとお詫び
18年前に肝・胆・膵癌を主とした消化器病の患者さんに対して、画像診断など患者さんの資料を丁寧に説明して、患者さんの想いを大切にした、高度の医療を行う「夢の病院」を設立したいという願いで、緑多い東郷町の地に2005年10月1日に有床診療所「あいち肝胆膵消化器クリニック」として開院しました。多数の先生のご理解とご協力を賜りまして、2014年8月に「あいち肝胆膵ホスピタル」、病院となることができ、理想の病院像を求めて、患者さんが安心・満足される病院として診療を行ってきたつもりです。これまで約21,000人の患者さんの診療を行い、肝胆膵、胃・大腸癌の患者さん約1,650人の癌の患者さんの手術をはじめとして, 抗がん剤治療などの様々な治療や、慢性肝臓病・膵臓病、さらに胃・小腸・大腸等など様々の病気の治療を行ってきました。 できるだけ早く検査をして診断をつけて、納得されるように説明して治療をしたことにより、外来診察に多くの時間を費やして、本来の外来予約時間より診察時間が大変遅れてご迷惑をおかけしたことも多々ありました。 申し訳ありませんでした。このような「夢の病院」造りの想いを理解してくれて、一緒になって頑張ってもらえた職員一同の努力の結果であると思い、大変感謝してきました。
しかしながら、医療経営的に設立当時からの赤字の積み重ねに加えて、新型コロナウィルス感染による影響が開業医の先生方への打撃と同様に、先生方からのご紹介で保たれてきた私共にも打撃となり、受診患者数・手術の減少は医療経営的には大きな痛手となりました。医療材料や医薬品などに対する支払いや、多くの職員の給与の支払いの資金不足が進行し、銀行からの融資の返済ができない状態が続き、責められながら診療を行って参りましたが、この度資金源が枯渇して医療を提供しようとしても必要な医療材料や医薬品の購入、職員への給与の支払いも見込めない状態となりました。断腸の思いではありますが、誠に突然で勝手ながら2023年1月31日をもって当院の診療を終え、2月1日に閉院とさせて頂くこととなりました。
開院以来の患者さんや、最近受診された患者様すべての方々のみならず、当院にご紹介頂いた多くの先生方にも多大なご迷惑をおかけして申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後の受診をされたい施設がある患者様にはその施設へ、ご希望の施設がない方には当院が適切と思われる施設を紹介させていただきます。
何卒宜しくご理解とご協力をお願い申しあげます。長い間本当にありがとうございました。
2023年1月31日
あいち肝胆膵ホスピタル
院長 末永 昌宏
*今後の連絡法、診療情報のご要請、ご相談に関して
①病院番号052-809-3777使用可能期間中は、私の病院用携帯 090-7041-7716に繋がれます。
出られない場合、診察券ID番号、お名前、電話番号を伝言下さい。後ほど電話連絡します。
②病院番号052-809-3777が不通となった後は、直接090-7041-7716にお電話ください。
③パソコンで確認してからの報告が必要な場合は、お時間を頂戴するがあることをご了解お願いします。
④患者様の資料は、法律上5年間は保存されます。(近い将来病院外の場所に移ります)
当院のシンボルマークは、「肝胆膵」のイメージをその代表の肝臓 “L” の文字に託して、
肝臓・胆のう・膵臓を図式化し、臓器に類似の色彩を入れて表したオリジナル作品です。
あいち肝胆膵ホスピタル
〒470-0162
愛知県愛知郡東郷町大字春木字白土1番地217
TEL:052-809-3777
FAX:052-310-3331