看護部は、当院の理念の元に「質の高い心のこもった看護」の提供を目指しています。
私たちは肝臓・胆嚢・胆管・膵臓に障害を持つ患者さんに。専門的知識に基づいて、
安心・安全・安楽な看護を真心こめて提供します。
専門病院として、肝臓・胆のう・胆管・膵臓・消化管の外科的、内科的治療に対する看護を、「病棟」「外来・検査」「手術室」それぞれ看護部の独立した部門で行います。
肝障害に対する内科的治療 | インターフェロン療法、抗ウイルス療法 |
肝癌に対する治療 | エタノール注入療法(PEIT)、ラジオ波焼灼療法(RFA)、肝動脈塞栓術(TAE)経リザーバー抗がん剤動注療法、抗がん剤治療など |
食道静脈瘤に対する治療 | 内視鏡的胃・食道静脈瘤結紮術(EVL) |
腹腔鏡下胆のう摘出術(ラパコレ)、内視鏡的乳頭切開・EST、胆管ステント挿入、胆のう切除、胆管切除など
急性及び慢性膵炎の管理、膵癌手術、抗がん剤投与、糖尿病管理(経口糖尿病剤、インシュリンなど)
胃癌、大腸がん手術 | 胃癌・進行大腸がんに対する腹腔鏡下手術、ストーマ造設、胃・十二指腸潰瘍、外来化学療法(抗がん剤治療)など |
これらの治療を患者さんが安心して受けていただけるよう、病棟では24時間切れ目なく2交代制(12時間)で入院患者さんのケアを行います。
清潔で静かな療養環境の病棟で、周手術期看護からがん看護、ターミナルケアまで行います。
外来では診療の介助から検査の説明、検査・治療の介助、採血・点滴・化学療法まで多岐に渡った看護を行います。
手術室では週2回(水・木)月15件前後の全身麻酔による手術が安心して安全に、またスムーズに進行するよう、術前訪問・症例検討会を含めた情報収集・手術準備・介助を行います。
また、看護部では学習会の参加や委員会活動、他職種とのコミュニケーションを大切に、チーム医療の推進に努めています。
肝胆膵領域を専門としているため、これらの領域に関わる病態生理・検査・治療について理解が求められます。手術は肝・胆・膵領域癌を主として、胃癌・大腸癌などの消化器癌手術、さらに良性疾患では胆のう結石症に対するラパコレ(腹腔鏡下胆のう摘出術)などがあります。これらの手術やIVR、超音波下治療など高度な医療を行うに当たって、これらを支えるための消化器周手術期全般について学ぶことができます。
また化学療法を受けられる患者さん、ストーマ造設される患者さん、終末期の患者さんも多く、それぞれの看護について知識・技術を高めています。
小規模なため、アットホームな空間でひとりひとりの患者さんにしっかりと向き合い寄り添った看護ができます。
スタッフ同士協力、思いやりの気持ちを持ちながら働いています。
また働く魅力は、これまでの経験を活かせる、消化器疾患の看護について学ぶことができる、患者さんにとって身近な看護師になれる、人として成長できる、12時間勤務なので連休が取りやすい、研修に出張扱いで行かせてもらえる、子育てしながらでも皆の協力を得て働けるなどスタッフにより様々です。
① 医療安全管理委員会主催:医薬品安全管理勉強会 医療機器安全管理勉強会
② 院長による症例検討会
③ 院内感染委員会主催:手指消毒の実際
④ 造影剤学習会:外部講師
⑤ 院外研修参加者による伝達講習
⑥ 看護必要度研修:外部講師
⑦ レスピレーター講習会:外部講師
⑧ ワークショップ:外部講師
研修名 | 参加人数 | 主催 |
① 平成30年度診療報酬改定説明会 | 1名 | 日本看護協会 |
② 急変対応ーバイタルサインから異常をキャッチー | 2名 | 豊田厚生病院 |
③ 褥そう予防ケアセミナー | 1名 | 企業主催 |
④ 災害看護シミュレーション研修 | 1名 | 愛知県看護協会 |
⑤ ストレスコーピングとアサーティブネス | 1名 | 愛知県看護協会 |
⑥ 退院調整場面における家族ケアと意思決定支援 | 1名 | 日総研 |
⑦ 重症度、医療看護必要度院内指導者研修 | 1名 | SQ研究会 |
⑧ 看護管理者のための職場のメンタルヘルス | 1名 | 愛知県看護協会 |
⑨ できるナースの医療接遇 | 1名 | エムハンク |
⑩ 看護師のクリニカルラダーの理解と活用 | 1名 | 愛知県看護協会 |
⑪ 消化器外科手術の基礎と術後管理のポイン | 2名 | 日総研 |
⑫ 最新!がん化学療法の基礎 | 1名 | エムハンク |
⑬ 看護師のためのがん患者さんの心のケア対応研修 | 3名 | 愛知県 |
⑭ 医療相談窓口担当者講習会 | 1名 | 愛知県 |
⑮ ナースが行う退院支援と在宅支援 | 1名 | エムハンク |
※その他、看護管理学会学術集会に参加 など |